薄利のサービスは不要なのか?サロンの利益についての話

さて、ここまで読んでいただいたあなたはこう思うかもしれません。

「じゃあ高利益の商品だけでいいんじゃないの?」

確かに一理あります。
とはいえそれを一気に取り入れるということが果たしてできるかどうか?おそらくそこはギャンブルになってしまうのではないでしょうか?

私生活は好きにしても構いませんが、ビジネスにおいてのギャンブルは非常に危険です。直接あなたの生活を脅かします。加えて、答えは他の誰でもなく市場が決めるもの。つまりお客さんが決めるものなのです。

なので今回は、そのような危険すぎるギャンブルに出る前に冷静になったいただいて、堅実に高収益のサロンを構築していくために、引き続き解説していきたいと思います。

 

なぜ薄利のサービスでも必要なのか?

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それではなぜ、「一気に全てのサービスを高利益にしないのか?」「薄利のサービスを置いておくのか?」についてお話しします。

この理由はシンプルです。

その理由とは、
「お客さんにとって、いきなり買うのはハードルが高すぎるから」ということです。

まずあなた自身、お客さんの立場になってみて考えて欲しいのですが、例えば買い物で失敗したという経験はありませんか?

  • あまり美味しくなかった飲食店
  • サービスがイマイチのホテル
  • 気の利かない病院

などなど。

このような経験、誰しも1度はあるものです。

このような経験の後は「もう2度と利用しない」となるわけですが、そんな後悔をしたくないので消費者はどうするか?

「調べる」わけです。つまりここで情報発信が必要になってくるのですが、それは本題ではないのでまたの機会に預けます。

つまるところ、お客さんは買い物に対して「リスクを冒したくない」と考えています。

なので、あなたが高利益の商品やサービス、つまり高額商品を販売してもお客さんからすれば、

「それって本当?」
「失敗したら嫌だなー」

と考えてしまうため、なかなか1歩を踏み出してもらえない。つまり売れないということになります。さらに加えて下手な売り込みなんかをやってしまっている日には「なんだか怪しいな」となってしまいさらに売れないという最悪の悪循環が起きてしまいます。

 

消費者の不安をなくして集客する方法

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ではそんなお客さんにどうやって信用してきてもらうのか?その方法はシンプルです。

その方法とは「お試し」です。

車であれば「試乗」があります。衣服であれば「試着」、食品などは「試食」というものもあります。

つまり試してみて良かったら買ってくださいというものです。
お客さんはタダで試して良かった時にだけ買えばいいのでリスクがありません。

例えばあなたのビジネスが美容室だとして、最初のカットやパーマ、カラーをお試し価格でお越しいただく。

そのために薄利のサービスが活躍するわけです。

 

薄利のサービスにも目的がある

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この薄利のサービスは、お客さんがリスクを冒したくないという不安を和らげ、ハードルを下げるため「だけ」のものです。

そうやってお越しいただいたお客さんには

  • お店の雰囲気を知ってもらう
  • 内観はどうか?清潔か?
  • 店員の雰囲気はどうか?
  • 施術は良いか?好みに合っていそうか?
  • これからも通えそうか?

など大体の価値を分かっていただくことができます。

ここでさらに他のメニューを勧めることもできますし、POPを見て商品が売れることもあるかもしれません。

あなたに押さえておいていただきたいのは、「まずは来てもらわなければならない」ということなのです。

そして来ていただいて、良いと思ってもらって初めて高利益のサービスの販売につなげていけるキッカケを得ることができます。

つまり2階建て、3階建てになっているということです。

 

数字上の利益よりも大切なものとは?

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来店していただいて、得られるものは金銭だけではありません。

ここで最も重要なものを手に入れることができます。

それは「連絡先」です。

これは住所、電話番号、メールアドレス、SNSのアカウント、LINEなど何でも構いません。要するにこちらからいつでもアプローチすることの出来る「タッチポイント」を得ることができます。お客さんに接する事のできるポイントです。これは非常に大きい。

もちろん無理に取る必要はありませんが(なぜかどうしても個人情報を書きたくというない人もいるので)大抵は頂くことができるでしょう。

これを得られることでこの先、商品やサービスの案内を連絡し続けることができるわけです。つまり将来にわたってマーケティングがし続けられる。

もうお客さんが来るのを待つばかり、という運任せの経営からは脱却することができるわけです。

あなたが独立して起業しているということは、
少なくとも自分の商品やサービスに自信と誇りを持っているはずです。
であれば、お客さんが来てくれさえすれば良いわけです。

  • 一度来てみてあなたのサービスの価値を知ってもらう
  • これからアプローチしていくキッカケを得る

これに加えて少しの利益が得られるわけです。

 

高収益サロンをつくるために必要な種

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「薄利のサービス」と聞くと、利益の少ないネガティブな印象を持つかと思います。
しかしここまで読んでくださったあなたなら、それは間違いだと気づくことができるはずです。

とは言え、この薄利だけのサービスしかなくて後に高利益の商品やサービスがなければ・・・

つまり数字上の利益以外の将来の利益につながるものや、販売の方法が2階建て、3階建てになっていなければ、そのビジネスは疲弊し消耗するだけです。

この薄利のサービスを販売することによって得られるものは数字上では少ないかもしれませんが、適正にやれば将来大きな利益を生み出します。

つまりこれは高収益の種です。

この種なしでは、高収益サロンになるためのキッカケすら得ることができません。

 

新規集客の真の目的はこれだけ

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まず肝心なのはここの入り口の商品である「薄利のサービス」

もし、この入り口でつまづいてしまっていたら次に繋がりません。なので「改良」が必要です。ここのキッカケなしに高利益商品の販売には繋がらないからです。

2階、3階へと登ってもらえないということです。

考えてみると単純なことです。

  1. まずは来てもらう。
  2. そして続けてもらう
  3. より多くの価値を提供し、多くの代金をいただく

この流れを全く考えずに、新規の集客をやりまくって少ない利益だけで全てをまかなおうとするから疲弊し消耗していくことになるのです。

価格競争にも巻き込まれてしまいます。

ぜひ今一度、この流れを押さえておいていただいて、「新規集客」の真の目的というのを再認識していただければと思います。

 

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