高収益サロンを作るためのビジネスモデルのバランス

高収益サロンで採用するべきビジネスモデルは2つのパターンがあるということはすでに述べました。詳しくは上記の記事をご覧いただければと思います。

さて、今回はこれらの戦略のバランスはどうすれば良いのか?ということについてあなたと一緒に考えていきたいと思います。

おさらいすると、採るべきビジネスモデルには2つのパターンがあります。

  1. 薄利多売モデル
  2. 高利少売モデル

これらはどちらが良い悪いではなく「バランス」が重要です。

真面目な経営者ほど白黒つけたがる「極論」を求めがちなのでそこは注意が必要です。

極論テロリズムに要注意

2016.08.14

 

当然、答えなどない。けれど・・・

doyo01

結論から言うと、これら戦略のバランスの明確な答えはありません。
黄金比はありません。
自分自身で「決める」だけです。

「え!?」とガッカリするかも知れません。

しかしビジネスの形態はそもそも自分自身で決めるものなのでどこにも答えは存在しません。

と、ここで話を終わらせてしまったら元も子もありません。
私の出番もありません。笑

なので、ここからは様々あるサロンの中でも典型的な例をあげて解説していきます。

ぜひあなたのビジネスに置き換えて「自分のサロンはこうだなぁ」と変換しながら考えて頂ければと思います。

 

パレートの法則の登場です

82rl02

わかりやすく小さく丸めた数字で解説していきます。

まずイメージしていただきたいのは「薄利多売」と「高利少売」のお客さんの割合です。この割合は理想として「8:2」をまずは目指しましょう。

内訳は

  • 薄利のお客が2割
  • 高利のお客が8割

になります。

世の中には80対20の法則というものが存在します。

自己啓発の本を読んだり、ビジネスの勉強をされている方なら1度は必ず聞いたことがあるかと思います。

端的に説明すると、

「2割の原因が8割の成果を生む。なので集中すべき2割の部分を見つけることができれば8割の成果を手にすることが出来る」
というものです。

例えば売り上げになぞらえると…

「あなたのお客さんの中でお得意さんの上位2割の人が、実は売り上げの8割のをもたらしてくれている。だから上位2割のお客さんを大切にしましょう」

このような法則のことです。
もちろん詳しく分解してみれば数字は7:3かも知れないし、6:4かも知れませんがそのような原因と結果の法則が存在するということに着眼するべきだとこの法則は教えてくれます。

これは世間一般では「パレートの法則」と呼ばれており、ヴィルフレド・パレートが発見し提唱したものなのですが、もちろんここには書ききれませんので詳しくはこちらの著書に書いてありますので是非お読みいただければと思います。
私生活にも使えますので、非常にオススメです。

 

薄利と高利をうまく使うことによって起こる良い変化とは?

wc03

さて、話を戻します。

ここからは先に述べた

  • 薄利のお客が2割
  • 高利のお客が8割

という割合で営業することができれば、ビジネスにどのような変化が起こるのかを一緒に見ていきましょう。

ぜひあなたのビジネスにも置き換えて、一緒に想像してみてください。

 

なぜ利益が4倍にもなるのか?

it04

とある小さなサロン。

このサロンの月の「利益」を10万円だとします。
薄利のサービスの利益はお客さん1人あたり1000円。

薄利のサービスは10万円のうちの2割に相当する2万円を「利益」として残しています。
お客さん1人あたりの利益は1000円ですから、客数は20人です。

ksks001

次に高利益のサービス。

この高利益のサービスはお客さん1人あたりの利益が2000円です。
薄利のサービスの2倍あります。

高利益のサービスは全体の利益である10万円のうちの8割に当たる8万円の利益を残しています。
お客さん1人あたりの利益は2000円ですから、客数は40人です。

ksk002

さて、ここで注目していただきたいのは、
「客数」と「利益」です。

まず、薄利のサービスの利益は「お客1人あたり1000円」
そして、高利益のサービスの利益は「お客1人あたり2000円」

つまり2倍違います。

次に来店したお客の数。
つまり「客数」ですね。

客数は、薄利のサービスは20名、
高利益のサービスは40名

これも2倍違います。
つまり「こなした数」が2倍違うということです。

ここからが本題です。

ksk003

では残った利益を見てみると、

薄利のサービスは

@1000円 × 20名 = 20000円

高利益のサービスは

@2000円 × 40名 = 80000円

と、4倍の差が出ます。

普通は2倍こなせば、売上も利益も2倍です。

しかし、利益の高いモノやサービスを提供することが出来れば
掛け算で2倍、4倍、8倍と利益を残すことができるということです。
しかも、こなす人数を同じだけ増やす必要はないということなんです。

この理屈、少しややこしく感じてしまうかもしれませんが、わかってしまえばとてもシンプルなものです。

ぜひわかるまで何度も見てみてください。

この考えはサロンや店舗ビジネスにおける「ブレイクスルー」をもたらしますので。

 

とにかく時間と手間と労力がかかるビジネスだからこそ

hl05

繰り返しになりますが、サロン経営は「労働集約型」です。
人の手で直接お客さんにサービスを施し対価をいただきます。

ということは当然、時間と手間がかかるわけです。

あなたの時間、
あなたの手間、
そしてあなたの労力

これらを費やしてお客さんにサービスを提供している以上、当然キャパがあるわけです。そして限界もあります。提供することが増えれば増えるほど同じだけ時間と手間と労力がかかる。つまりキツくなってきます。

もし、この概念を無視して経営するとどうなるか?

もっと集客!もっと働け!
もっと売上!もっと働け!

これがエンドレスに繰り返されていくだけです。

例えたくさんたくさん集客できたとしても、それが全て先に述べた「薄利のサービス」だけを販売していたら…

同じ60名でも利益は60000円。
つまり40%もダウンです。

でも60名分の時間と手間と労力はかかっています。
ということは・・・

私がこれまで多くの経営者の方から聞いていたあのセリフが出ることになります。

「こんなに働いているのに、全然儲からない!」

 

利益という多大なインパクト

pt06

いかがでしょうか?

利益の事を真剣に考え、利益のことから始めるとこれだけのインパクトがあります。

もちろんこれは机上の空論と捉えられてしまうかもしれません。しかし、「理屈ではこうなるんだ、だからこの状態を目標としてビジネスを組み立てて行こう」という道筋ができます。そしてもちろん効果実証済みですので、こうしてあなたにお伝えしているのです。

もしあなたが「高収益のサロン」を作りたいと考えているのなら、これがあなたの経営のロードマップになります。

これを前提としながら様々な仮説を立ててテストを繰り返し、検証していく。これが遠回りのようで一番の近道になります。

 

秘密の経営必勝法は存在するのか?

ew07

秘伝の答えなどありません。
魔法もありません。

もしもあるのなら、なぜエリートばかりの一流企業が赤字だらけになり、リストラされてしまったり、外資に買収されたりしてしまうのでしょうか?

私は、サロン経営は人と人とが深く関わりを持つことのできるとても素晴らしいビジネスだと考えています。

特にネットが普及し、バーチャルでも様々な経験をすることが可能になった昨今においては相手の目を見て直接会話をし、あなたの技術と経験によって直接サービスを提供することのできる何にも代えがたいビジネスです。そして多くの人が一昔前よりも求めているものでもあります。

そんな素晴らしいビジネスが、疲弊し、消耗するだけのビジネスであっていいわけがありません。

最後に少し熱くなってしまいましたが、そんな思いで私はあなたに様々な経営のヒントやアイデアを提供し、少しでも助けになれればと考えています。ぜひ活用していただければ嬉しく思います。

最後までご覧下さり、ありがとうございました。

 

>>>次のページは
あなたのビジネスに高利益商品を取り入れる方法

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

この記事が気に入ったらシェアしよう!